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恩田陸さんの「中庭の出来事」が好きで、何度も読み返しています。 感動するから、とかストーリーが好きだから…というよりは、 「読み終わったとたん、また最初のページに戻って確認し直したくなる」といった感じです。 この本を読んだきっかけは、雑誌で某女優さんがオススメの本として紹介しているのを読んで、 興味を持ったためです。 ジャンル的にはミステリーです。 この本のあらすじを紹介することはすごく困難です。 ストーリーとしては、ある中庭を中心に、女優と脚本家達が駆け引きや争いを繰り広げていくのですが、 その情景が、果たして現実なのか、それとも、小説の中の舞台の出来事なのか、 さらには、小説の中の舞台の中の、さらにその中の舞台で起こっている出来事なのか…。 マトリョーシカのような、「入れ子」ストーリーがいくつも重なっており、 ついには、自分までも物語の一部なのではないか?と錯覚しそうになるほどです。 一度読んでも、自分の理解があっているのか?と確認のためにもう一度、最初から読みたくなるような本です。 不思議な小説ですが、とてもおすすめです。